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ある日、私は3個の時計を持って電池交換へ行きました。ご主人は2個を新しい電池と交換してくれましたが、残りの1個はまだ使えるからとそのまま戻してくれました。目で確認できないものなので、3個すべて交換してもわからないのに、何と誠実な商売をするのだろうと感心してしまいました。それからずーっと信頼しています。
電池交換をすると青色の小さなカードに交換した日付を記入してくれます。
カードに電池交換の日付が5回記録されると、1回電池交換が無料になります。もしそのカードを無くしても、誠実なご主人なので心配は入りませんよ。
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北十間川に架かる十間橋のほとりにある時計店です。お店に入ると正面の壁に大きな掛時計が目に入ります。その時計には「SEIKOSHA」とローマ字で銘が刻まれています。現在の「セイコー」の創業時の社名「精工舎」です。精工舎に勤めていたお父さんから受け継いだ貴重な品でご主人自慢の時計です。
時計の電池交換は簡単そうに思えますが、時計の構造と電池の種類は様々で電池交換にも確かな技術が必要です。また機械式時計の修理には高度な技術を要します。店主の新部さんはそのために必要な技術を長年の経験から身につけられました。時計と長く上手に付き合っていくために、頼りになる時計屋さんとのお付き合いを始めてみてはいかがですか? もしお店に入られたら、ぜひご主人自慢の掛時計をご覧になってみてください。
update:2007.3.31
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