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一見コーヒー店とは思えないような外装ですが、木材を使い、照度をおさえた店内に一歩入ると、そこはコーヒーの香り漂う「小さな隠れ家」といった趣きの素敵なお店です。
小島さんは、銀座の名店「カフェ・ド・ランブル」で13年修行された、筋金入りのコーヒー職人です。店では様々なエピソードを気軽に聞くことができます。
独特のコクと甘みが特徴のブラン・エ・ノワール(シャンパングラスにエバミルクを浮かせた、冷たく甘いコーヒー)を飲み干すと、日常の疲れも忘れさせてくれます。
「コーヒーは、原産国の生産に関わる労働者(その多くは、良質なコーヒーを飲んだことがないそうです!)の苦労なしにはなりたたないんです。だからせめて、お客さまからいただく『美味しかった!』の一言を、その人達に伝えたいといつも思っているのです」と語る、ハートも一流のマスター。本当は誰にも教えたくないような、隠れた名店です。
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センスあふれる店内のロゴや内装、機能的な棚のほとんどは小島さんのデザインです。
「『情』がなくては本当のプロではない。私にとってコーヒーは生き物。人間と同等以上に大切にしなければならない存在なのです。」と静かに語ります。
「カフェ・ド・ランブルは、修行志望者が多く、そのほとんどを断らざるを得ない状況でした。そんな中、私は10年以上働かせていただきました・・・。だから私には、修行できなかった人達の分も良いコーヒーを淹れ続ける責任があるんです。」
ここから、新たな伝説が始まるのかもしれませんね。
☆ストレート・コーヒー 500円
☆ブラン・エ・ノワール 550円
☆ドロップス・コーヒー
(抽出に約五時間かかる濃く冷たいコーヒー) 580円
☆プリン 280円
update:2009.3.31
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