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唐辛子の何とも言い表せない良い香りが、ほのぼのした気持ちにさせてくれます。昭和23年の創業以来の60年間、その香りは壁にしみ込んでいそうです。L字形の土間の奥は畳敷きで、真夏でもコタツがあるなど、昭和2030年代頃の懐かしさを感じます。
定説によると、唐辛子の原産地はメキシコで、日本にはポルトガル人によって伝えられたといわれています。それが「七味」になったのは、日本からだそうです。
お店では、好みに応じてブレンドもしてくれます。
調合する手さばきは、見事です。他に小豆や和がらし、山椒や一味なども売ってくれます。
失われつつある昭和の香りを体験しに、お店に訪れてみるのも良いですね。
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昔ながらの懐かしいたたずまいを色濃く残す宮川唐がらし店は、ご主人と、そのお母さまが運営しています。業務用の扱いがメインですが、小売もしています。
「七味」のもととなる「一味」とは、もともと唐辛子を挽いて粉にしたもの。「七味」はさらに山椒・胡麻・麻の実・青海苔・陳皮(ミカンの皮)・ケシの実などをブレンドし、独特の風味と香りが完成するのだそうです。
☆七味(一袋) 200円
☆七味(歌舞伎缶) 300円
☆七味(ひょうたん) 1,000円
update:2009.3.31
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