常連客の声から生まれた、地鷄の旨みが凝縮
スープが命の比内鷄ラーメン

発掘隊の活動範囲は麺専門店だけではない！「飲んだあとの〆に最高」と居酒屋からエントリーされたのは、「秋田料理 酒呑童子」の比内鷄ラーメン。カウンターの常連客の願いから、きりたんぽ鍋のスープともつ鍋に使う細めのちぢれ麺という、お店にあるものから生まれたラーメンだ。秋田直送の比内鷄のガラを6時間ほど煮込んで作る白濁したスープは、滋味豊かな味わいで、スープが減っていくのが惜しくなる。トッピングの豚ロースのチャーシューは、箸でつまめばほろほろ崩れるやわらかさ。秘密は焼き鳥のタレに長時間漬け込むからだとか。ハタハタやじゅんさいなどの秋田ならではの味覚でお酒を楽しんだあとは、〆につるりと一杯いただこう。