スマホの代わりに手に本を！
アナログ世界を楽しむ

「本のことしかわからない」という店主が90年近い歴史を持つ鳩の街通り商店街に開いた古書店。人文書全般を扱うが、向島ゆかりの永井荷風や、店主が好きな吉行淳之介の初版本等が入荷しやすく、ファンには垂涎もの。そのほか下町散歩が好きな方々におすすめな江戸地図や、最近では山岳書なども目にすることができる。古書の販売だけでなく、自分の好きな本をアピールし合うビブリオバトル等のイベントも開催。昨年末からお店に集まる人たちと同人誌を制作するなど、本好きの輪を広げている。中央通路は店名にちなみ、右側にミリタリー系、左側に思想系の書を用意。右見て左見て、本という名の〝お宝〞を探してみては。