北斎が生まれた地でお店を開くにあたり、庶民的で飽きなくて、誰が耳にしてもわかる、けれどすごい、深いと思われるもの、でも立派過ぎない、老若男女が口にするもの――。店主が出した答えはそば。香りがよく甘味があって、コシがあってキレのよいそばを完成させるために、国産のそばの実を緑色の皮も含めて石臼挽きで自家製粉し、二八の割合で手打ちする。香り高いそばをだしの甘味で食べてほしいから、つゆには雑味のない2年以上寝かせた本枯れかつお節を使用する。こだわりのそばはランチもいいが、日本酒のあとにつるりとすするのも乙。肴には毎朝築地から仕入れる魚介類や選りすぐりの珍味が並ぶ。
墨田区緑1-25-7 | |
03-3634-2918 | |
11:30~15:00(ランチ LO14:30) 17:30~22:00(LO21:30) |
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日曜 | |
1万円以上の利用より可 | |
なし | |
都営大江戸線 両国駅A5出口より徒歩約3分 区内循環バス南部ルート⑩すみだ北斎美術館前(津軽家上屋敷跡)停留所下車徒歩約5分 |